ミニサイトで出来る「ミニじゃないサイト」

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ブログが資産になる…という話を書いておきながらも「ミニサイトの本」が注目されているという話を聞いたので。先日の書籍読みますポストのもうひとつの方、「ミニサイトを作って~」の本も併せて読み進めていくのでメモ的ポスト。著者の和田さんは「ガチのミニサイト職人」という称号がしっくりくるくらいの「作り手」であり、もっとも影響を受けたブロガーさんだと思う次第。ここ2~3年で影響を受けたブロガーさんというのが「ガチのブログマン」だとすれば、和田さんは…なんだろう? 「スピンアウトの達人」かな??

ミニサイト作りの真骨頂とも言える「ニッチな情報発信」「作り手が楽しくないとつとまらない」ところがキモだと思っているのですが、どうでしょう? 最初のハードルが異様に高いのがミニサイト作りの障壁とも言える部分なのですが…実は一度ハードルを作り上げてしまえば「差し替えが利く」ようになるのがミニサイトのツボ、ここを乗り越えてしまうと好きな情報発信サイトがある程度「テンプレート化できる」ので楽しくなってくるのですが、みんなもっとニッチな情報発信をしないと勿体ないと思うのです。それに気付くまで私はいったいどのくらいの時間と労力を…。

先日のかん吉さんの著書から想像できるのは「ブログからできる発信」、多分どちらかというと比較的最近の手法でもってブログを盛り上げていく方法論だと思うのです。多分、和田さんの著書で書かれているのは…私たちの知っている以前から有るHTMLベースのウェブサイト作りの「最近の方法版」なのではないかっていう勝手な予想などをしていますが、本の内容については後日じっくり熟読してから記事にしたい次第。

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和田さんのブログはとにかくデカい、何がデカいかというと「ブログに対してのエネルギーの昇華量」が半端ない。記事数もココログ時代の記事数を足したらら一万件くらいのエントリーがあるんじゃないか? っていうくらいの熱量があってすごい。このエネルギーの捌き方は本当に「ブログがライフワークの一角」くらいじゃないと多分無理だと思う…私のブログなんて、ロストしたエントリーを含めたって1000エントリーも書いていない。物量の違いは検索エンジンの認知率に直結しているから無視出来ないわけですが…一時期の和田さんのブログ、「息をするように更新が…」という時期があったような気が。

…とまあ何故こんな前振りをしたかというと、私の知っているミニサイトというのは「穴埋め方式で作るサイト」全般という認識だからなのでこういう切り口にしました。「型抜き式」と私は呼んでいるこの方法、実は古い方式のやり方で、コンテンツ以外の部分を先にガッチリ先作りしてしまい、その上にコンテンツをふりかけのように撒いていくという方法。Movable Typeがブログというものを決定づけるまではいろんなサイトをこの方法でちまちまとサイトを作っていました。おおよそ10年前のニュースサイト管理人にはピンとくるネタなのではないかと思っているのですが、どうでしょう?

再注目される「小さなサイト」について

温故知新とはいいますが、言い得て妙なこの流れ。古いのに新しいような潮流であり、実際にこちらの方が効率的だったりする側面も多数あったりして。まだCSSがしっかりと策定されていなかった時代のウェブサイトっていうのは…もう何というか妙な小細工感あふれるサイトで、特定の条件下でないと表示崩れを起こすようなしょっぱいサイトだったのですが…その辺はスマホ普及とレスポンシブ化の潮流がカバーしてくれていったというか何というか。いや、そんな昔話はどうでもいいから今の話をしよう。

2016-11-026

例えばこのカット、過去のオフ会で「フィギュア撮影オフ」をやったときの一枚。いわゆる「メイキング部分」なカットなのですが、わりとガチなグラビア撮影並に労力を費やしています。もちろん使いたいのは、フィギュアのバストアップとかフェイスアップとか…もっと魅せる部分を使いたいって言う話になるのですが、「そういう写真を撮るためにどういうものが必要か」という情報が欲しいという撮影側の人も(少数派だけど)確実にいるのではないか、というピンポイントのニーズのところを整理整頓してサイトにしました…っていうのが、いわゆるミニサイト。だと認識しています。

ミニサイトがこの時期に来て注目をされている理由はいくつか見当がつくのですが、私の中では「ミニサイトをつくる『課程』こそが造詣」だと思っていますがどうでしょう? ミニサイトって「じつは全然小さくないから面白い」と思っています、情報の価値は読者に委ねられていて価値が一定じゃないから。

基礎を覚えてからが本番というシステム

「型抜き式」って言う言葉にピンときたら多分作り手思考な人だという認識、私の中でこう命名された理由は「型抜きチョコ」に由来しています。型抜きの「型取り」がきついけど、型が取れたら量産も楽々…という発想からこう呼んでいるのですが、この方法で多分多くのミニサイトクリエイターが幸せになれる方法があるんじゃないかって思っています。スマホでしっかり見ることの出来る「型取り」という名のCSSが出来てしまえば、後はコンテンツという名のチョコレートを流し込むだけなので。最初のハードルは絶対高い方が、後々有利になるっていう寸法。

2016-11-024

欲しいのは情報であって、システムはわりとどうでも良い…っていうのがユーザーおよびクリエイターの切望するものだと思うので、結構多くのひとがミニサイト作りによって幸せになれる可能性があるんじゃないかって思っています。そこにブログという背景が欲しい理由は「知的リソース」や「経験的リソース」がブログには残されるという、「データベースとしてのブログ」に着目しているからではないかという風に考えています。ブログにログがあるだけネタのストックがある、と言えば伝わりやすいかもしれません。

欲しい情報がタイムリーに見つけられるサイトは、何もビッグデータを扱っている必要は無い。ということで。

地域や生活、日常からちょっとだけ非日常な話題。本当に小さなネタを、小さくまとめて大きく魅せる。必要なのは「整理された情報がそこにある」という事実とデータであり、そのために労力を大量に投入したからといって検索エンジンに気に入られるという訳でもない。ミニサイト作りの真骨頂は、ある意味「コストパフォーマンス最高なサイト」を突き詰めることなのかもしれないです。

ミニサイト作りという名の「定期棚卸」

ミニサイトのネタ出しは、昔からあまり変わっていない「自己棚卸」に係っていると思う次第。過去記事というログを整理して、雑多になっている情報を整理するという一連の作業の上に発生する…ある意味バイパス的なポジション。棚卸しなんて大変な作業を何故定期的にやらなくてはならないか…というのは、お仕事上必要なことだから。この辺はいろいろネタのストックになるのでまたの機会にでもするとして。ただ、これには「定期的に棚卸しが必要になるほどのブログ」が必要になってくるっていうのは推して察して欲しい次第。

2016-11-027

だからこそ、更新頻度の高いブログとミニサイトというタッグは強い。…なんだか著書を読む前に著書の核心部分に触れてしまったような気がするけど気にせず読みます。多分、和田さんの場合はこれを9割以上を半分無意識に実践しているんじゃないかと思ったりするのですが…どうなんでしょうか?

ただ、これはページビューのみに定点を当てた話。ページビューありきでやはりマネタイズは突き詰められる部分になってくるけど、収益性あるミニサイトは…ってなるとやっぱり量産策かな? でも、良いものは良いと判断してくれるアルゴリズムになりつつあると専らの検索エンジン界隈なので…そこは信じて突き詰めたい。主にマネタイズ部分をどうするかっていう話がキモになっているという予想ですが…それは読み進めてからのお楽しみということで。

改めて、挫けずに頑張りたい。楽しみはその先にある。

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